ロボットプログラミングに興味があるけどどれも難しそう。しかも高価でなかなか購入に踏みきれないな
それなら、ダンボール製の「embot(エムボット)」がおすすめじゃ。子供と一緒に工作感覚で楽しむことができるぞ
embotは、今まであるようでなかった「ダンボール製のロボット」。組み立て・設定が簡単で、タブレットひとつあればすぐにロボットプログラミング学習に取り組めます。
未就学児からでも少しのサポートがあれば十分楽しめ、小学生なら自由研究などにもピッタリ!
そんな、ご家庭で導入しやすいロボット「embot」の魅力をお伝えします。
- 製作・図工が好き
- ロボットに興味がある
- ロボットプログラミングは初めて
- 手ごろな価格のロボットを探している
ロボット好きはこちらもチェック!
embot(エムボット)ってどんなロボット?
『embot(エムボット)』とは、日本のおもちゃメーカー「タカラトミー」が開発したダンボール製ロボット。
プログラミングの初心者から経験者まで、お子さんに合ったレベルで遊びながら取り組めます。
なんか「教材」っていうよりは「おもちゃ」みたいだね!
おもちゃメーカーが開発しているから、「子どもが楽しんで取り組める」ように工夫されているんじゃな
embot(エムボット)の基本情報
対象年齢 | 8歳~ |
できること | ・自分だけのオリジナルロボットを製作 ・タブレットに接続してプログラミングで操作 |
費用 | 6,600円 |
必要な物 | タブレット(スマートフォン)、単4電池4本 |
アプリ対応OS | Android5.0以上、iOS10以上、Windows10(1803以降) |
開発元 | タカラトミー |
遊び方は簡単3ステップじゃ!
embotの遊び方
- アプリにログインする
- 組み立てる
- プログラミングする
embotユーザーズサイトでユーザー登録を済ませ、アプリにログインします。
スペシャルサイトではこんなことができるよ!
- 組立&操作マニュアルの閲覧
- 各ブロックの役割説明
- いろいろな遊び方(サンプルプロジェクト)の動画閲覧
ダンボールと電子工作キットを使ってロボット制作。組み立て自体は20分程度で完了します。
紙のマニュアルに加えてアプリで動画解説もあるので簡単。
複雑な設定もいりませんし、プログラミングの専門的な知識もいりません。
スペシャルサイでは基本操作のチュートリアルが用意されているので、操作に迷っても安心。
オールカラー・ふりがな付きのアプリマニュアルの通りに学習を進めれば、「繰り返し(for)」や「条件(if)」といった応用のステージも抵抗なく進めます。
embot(エムボット)を体験してみて分かった魅力
さっそく小学1年生の娘と一緒にembotで遊んでみたよ!
箱を開封。コア以外には、ぺらッとダンボールが3枚。
「これが今からロボットに変身するんだよ~!」と話すと、めちゃくちゃ驚いていました。
いいリアクションじゃな
- 小学1年生の女の子
- 工作が大好き!
- ロボットに興味はあるけど難しいことはやりたくない
- いろいろなものに興味はあるけど飽きっぽい
実際に体験して感じた魅力を、余すところなく紹介していくよ!
他のロボット教材に比べて安い
他のロボットキットを1セット買おうとすると、1万円は優に超えてしまいます。
高いものだと5万円以上するものも…
そんな相場の中、embotは6,600円!なんと1万円でおつりがきてしまいます。
製作からプログラミング操作までできるロボットの中では最安値かもしれんな
・うちの子は飽きっぽいから無駄になるかも…
・難しそうで使いこなせる自信がない
そんな人でも気軽にチャレンジしやすい価格ですよね。
遊びながら学習ができるならお得!
いろいろな素材で工作を楽しめる
ダンボール製だから、ノリやテープで簡単に装飾できます。
家にあったレースやシール、100円ショップで買った素材などで飾り付けたよ!
プログラミングうんぬんの前に、このロボット工作の時点で娘は大興奮!
どんどんフリフリキラキラになっていくロボット。「さすがにその辺でやめておいたら…?」と止めるまで素材を貼り続けていました。
工作好きの子はドハマりすること間違いなし!
ちなみに、レースや紙粘土はグルーガンでつけました。これも以前100均で購入していたものなので、特に費用はかかっていません。
今回追加でかかった費用は2~300円くらいかな
仕組みが簡単!プログラミング初心者でもすぐ動かせる
タブレットさえあればすぐにロボットを動かせます。
難しい設定や操作が必要ないのは、プログラミング初心者にとってはとても嬉しいですね。
今回は、2つの基本のプログラムを親子で組んでみました!
スマホでユーザーズサイトのマニュアルを見ながらタブレットで操作すると、進行しやすかったよ
①バイバイのプログラム
手を振るだけの単純なプログラムですが、命令しようとするとこんなにもたくさんのブロックが並びます。
角度の概念がまだ分からない小学1年生の娘。どの数字でどれくらい傾くのか説明しながら、一緒に並べていきました。
どの順序で並べればいいか、自分で一生懸命考えていたよ
②ライトをピカピカ光らせるプログラム
3回ピカピカさせるにはどうしたらいいかな?と聞くと、「つける」を3回並べる娘。
上手くいかないね~と考えるうちに、「つける」「けす」を繰り返さなければいけないことに気が付きました。
単純そうに見えても、いくつも動きが重なっているんじゃな
思った通りにライトをピカピカと光らせることができて嬉しそうだったよ!
レベルは5段階に設定可能!
「プログラミング経験者には物足りないんじゃない?」そんな心配もいりません。
アプリでは、お子さんの習熟度によってレベルを5段階から選択できます。
うちの子は一番簡単な設定で始めたけど、もう少し大きな子やプログラミング経験者ならもっと難しくてもいいかも…
今回は、娘がいない隙を見計らって、真ん中の「レベル3」で親が操作してみました。
特に専門的な知識がなくても、繰り返しや条件を使ったプログラムを簡単に作れましたよ!
バイバイを繰り返すプロジェクト
繰り返し(for)や条件(if)を使いこなせるようになると、プログラミングの幅がぐっと広がります。
レベルが上がってもブロックを動かして感覚的に操作すことに変わりはないので、もう少し練習すれば1年生の娘でもマスターできそう。
どうサポートしたら自分で考えて動かしてくれるかな~と、親も勉強になりました。
純粋に楽しい…!親用のロボットも作ろうかな
レベル1~5の詳細はこちら
レベル | できること |
---|---|
レベル1 | 基本的なロボットの操作、functionを1つだけ使う |
レベル2 | 複数のfunction、条件文「if」、繰り返し文「for」の使用 |
レベル3 | 追加のセンサー(角度、位置、時間、方位)の使用 |
レベル4 | 変数の追加・設定 |
レベル5 | 引数の追加・設定 |
embot(エムボット)で遊ぶときに気を付けたいポイント
embotで遊んでみて、気づいた注意点をいくつか紹介していきます。どれもささいなポイントですが、念のため事前に確認しておきましょう!
今回気になったポイント
- アプリ画面は小学3年生までの漢字が使用されている
- キットは1体分(組み立て・装飾は1回分)
- スマートフォンの画面だとやりにくい→タブレット推奨
そうそう、そのほかに「電池の消耗が意外と早い」ことにびっくりしたよ!
本体スイッチの消し忘れには注意しよう!
アプリ画面は小学3年生までの漢字が使用されている
embotの対象年齢は8歳から。この年齢を想定して、アプリにも2年生までに習う簡単な漢字が使われています。(2020年5月現在。今後アップデートされる可能性もあります。)
小学2年生以下のお子さんには、サポートが必要ですね。
アプリはロボット本体がなくても操作可能なため、練習がてら購入前にアプリをダウンロードしてみることをおすすめします。
何度か漢字を読み上げていたら、1年生でも少しずつ漢字を覚えたよ。漢字の勉強になっていいかもね!
前向きでよろしい!
キットは1体分(組み立て・装飾は1回分)
ダンボール製なので、素材を貼りつけてしまえばべりっとはがすしか方法はありません。
繰り返し装飾したい場合は、ダンボールの上に台紙を貼る等の工夫が必要ですね。
わが家でも、自宅にあるレゴをや空き箱を使ったり、紙粘土で形を作ったり、工夫して再利用できる方法を模索中です。
コア部分は電池式で何度も繰り返し使えるから、1体作って終わってしまうのはもったいない感じがするな
SNS・公式サイトにはこんな猛者も!
目の部分がライトになってる!すごい…!!
スマートフォンの画面だとやりにくい→タブレット推奨
スマホアプリでも操作可能と表記されていますが、スマホの画面だと大きさが不十分で操作しにくいです。
タブレットがない方は使いにくいかもしれません。
パソコンやスマホ・タブレットを使用しないで学べる「アンプラグド教材(おもちゃ)」もたくさんあるので、ご家庭に合った教材を今一度検討してみるのもいいですね。
まとめ:embot(エムボット)でロボットプログラミングをより手軽に体験しよう!
embotを使ったプログラミング学習はどうだったかな?
ダンボールロボットで本格的にプログラミング学習ができるなんて驚いたよ。工夫次第ではすごく長く遊べそう!
プログラミングには、正解も間違いもありません。
今回のプログラミング学習では、飽きっぽいはずの娘が、何度も「試しては直す」を根気強く繰り返していました。「かわいいダンボールロボットに愛着が湧いたおかげなのでは?」と感じています。
ロボットプログラミングのスタートに最適な1台。
ダンボールのかわいいお友達を、親子で楽しく作ってみませんか?
気軽な気持ちで始められる、おすすめの1台じゃ
もっとロボットを本格的に楽しみたい人にはこちらもおすすめ!
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