Z会でプログラミングの講座を受けられるって聞いたけど、どんな感じ?
Z会といえば通信教育で有名じゃな。教室に通うより手ごろにプログラミング学習が始められると人気なんじゃよ!
今回ご紹介するプログラミング学習サービスは、Z会が展開する「自宅で学習できる通信教育型の講座」です。
人気のレゴ教材を使った講座が話題になり、最近ではScratch(スクラッチ)を使ってプログラミングを学べるコースも開講されました。
人気の理由はいくつか挙げられますが、何といってもその受講費の安さが魅力。
教室に通う費用の半額程度で受講できるんじゃよ
それはすごい!それでいて安心のZ会か…!
本記事では、Z会のプログラミング講座のコース概要や料金設定をご紹介。受講する際に注意することや口コミにも目を向けていきましょう。
- 月謝をおさえてプログラミングを習わせたい
- 時間を気にせず好きなだけ打ち込んでほしい
- 習い事の送迎が難しい
Z会プログラミング講座の料金は?各コースを比較
Z会プログラミング講座の基本情報
対象年齢 | 小学1年生~(推奨) |
できること | ・レゴブロックを使ったロボットプログラミング ・スクラッチを使用し、物語やゲーム、アニメーションなどを作成 |
費用 | コースにより異なる(※詳細は下記を参照) |
必要な物 | パソコン、インターネット通信環境 |
開発元 | Z会 |
Z会のプログラミング講座は大きく分けて2種類。
「どの教材を使って何をプログラミングで表現するか」で分けられます。
- Z会プログラミング講座 with LEGO® Education
- Z会プログラミング講座 with Scratch
簡単に言えば、「レゴ」を使うか「スクラッチ」を使うかじゃな。さっそくコースの詳細を見ていこう!
Z会プログラミング講座 with LEGO® Education (推奨年齢:小学1年生~)
〔Z会プログラミング講座 with LEGO® Education 〕は、レゴ教材を使ってロボットプログラミングを学習していく講座です。
こちらの講座では、ロボットを組み立てるところから学習スタート。組み立てたロボットを自分で作成したプログラムで動かしていきます。
使用するレゴ教材の種類によって、以下の2つの講座から選択できるようになっています。
・基礎編(レゴWeDo2.0を使用) …小1~小4推奨
・標準編(レゴSPIKE™ プライムを使用)…小3~推奨
(※既存の発展編は2020年7月で終了)
受講するには、タブレットまたはパソコンが必要です。対応機種についてはこちら。
(iPadを持っていない方は“特別価格”で購入できます。詳しくはこちら )
レゴ教材に関して詳しく知りたい方はこちら!
どちらで受講すればいいのか迷ったら、公式サイトの質問応答ページが参考になるぞ
標準編は、3年生以上のお子さまを想定した講座設定をしております。
引用元:Z会公式サイトFAQより
基礎編をご受講されていない方でも3年生以上のお子さまであれば標準編のご受講をおすすめします。まずはお子さまの学年と各講座の推奨学年で受講講座をお選びください。
ただし、3年生以上のお子さまでも、これまでレゴ®ブロックに触れる機会があまりなく、とにかく気軽に簡単に始めてみたいという方には基礎編をおすすめします。
基礎編(レゴWeDo2.0を使用)(小1~小4推奨)
基礎編コースの概要
カリキュラム:全12回(1年間)
教材:レゴWeDo2.0
乗り物、動物、ゲームなど、毎月2つのテーマを用意しいろいろなロボットを製作。
子どもたちが思い通りにプログラムを実行し、楽しんでロボットを動かすことを重視したコース。
受講料
毎月払い(月額) | 5,093円 |
12カ月一括払い(月額) | 51,942円 (1カ月あたり:4,329円) |
LEGO®WeDo2.0基本セット | 26,620円(初回のみ) ※2020/4/12より27,951円(税込)に改訂 |
標準編(レゴSPIKE™ プライムを使用)小3~推奨
標準編コースの概要
カリキュラム:全12回(1年間)
教材: レゴ® エデュケーションSPIKE™ プライムセット
新たにラインナップに加わった標準編。Scratchをベースとした直感的なプログラミングソフトウェアを使用する。
身近な題材をテーマに、自分の力で問題解決ができるという自信を育てるコース。
受講料
毎月払い(月額) | 5,800円 |
12カ月一括払い(月額) | 59,160円 (1カ月あたり:4,930円) |
レゴ® エデュケーション SPIKE™ プライムセット | 50,380円(初回のみ) |
Z会プログラミング講座 with Scratch(対象年齢:小学校1年生~)
〔Z会プログラミング講座 with Scratch〕は、スクラッチを使ってプログラミングを学習していく講座です。
スクラッチでは、「プログラミングブロック」と呼ばれるアイコンを並べて簡単に命令コードを作成。画面上のキャラクターを自分の思い通り動かせるように、試行錯誤していきます。
with Scratchのコース概要
カリキュラム:全12回(1年間)
教材: Scratch3.0(スクラッチ)
Scratchを使った直感的かつ簡単な操作で、物語やゲーム、アニメーションなどをつくっていくコース。
自分や家族を楽しませる作品から、チャットボットのように身近な人の役に立つ作品を製作していく。
・小学1・2年生のお子さんは、保護者がいっしょに取り組むことをおすすめします。
・常時接続可能なインターネット環境とパソコンやタブレットなどの端末が必要。対応ブラウザ等はこちらで確認してください。
受講料
毎月払い(月額) | 3,506円 |
12カ月一括払い(月額) | 35,759円 (1カ月あたり:2,980円) |
初回教材代 | なし |
レゴのコースと違って、初回に教材代がかからないんだね!
スクラッチはそもそも無料で使えるツールじゃからな!それだけ費用は安く抑えられるんじゃ
Z会プログラミング講座の特長は?3つの魅力をご紹介
費用を抑えられることは分かったけど、他にはどんな魅力があるのかな?
通信教育ならではの工夫が満載なんじゃ!順にみていこう
Z会プログラミング講座では、一人でも十分に学習効果を発揮でき、通信教育の不安を感じさせない様々な工夫が。
その魅力を3つのポイントに絞ってご紹介していきます。
①一人でも学びやすい教材
「先生もいないのに家で一人で進められるのかな?」という通信教育にはありがちな不安。そんな不安を一掃してくれるのがZ会オリジナルの教材です。
テキストを読み進めると、講師役・生徒役のそれぞれのキャラクターが学習の進行をお手伝い。まるで講義を受けているかのような作りです。
テキストに沿って、一人でも無理なく学習を進められるんじゃ
家庭でも質問に対応できるよう、なんと保護者用のテキストもついてきます。
生徒用のテキストに完全対応しているので、子どもが今どんな内容を学習しているのかも一目瞭然。アドバイスのポイントもおさえてあるので適度に声掛けをしながら学習を通してコミュニケーションを取ることもできますね。
一緒に勉強できちゃうなぁ…!
②決められたテーマで好きな時間に学習可能
どのコースのカリキュラムも全12回で構成されています。
その月に取り組む教材が自宅に届き、 「月に2テーマ・約90~150分」の学習を繰り返すシンプルなスタイル。
毎月決められたテーマを進めるから、通信教育でも飽きずに取り組めるんじゃ!
習慣化しやすくて、より手軽に続けられるね
通塾型とは違って、自宅で自分のペースで進められるのも人気の理由。
- 週末にまとめて
- 毎日コツコツ
このように、自分に合った学習スタイルで無理なく続けられます。1ヶ月分の学習量は約3〜5時間が目安とされており、習い事や学校の学習とも併用しやすいカリキュラム設定です。
「1年間」と決められたカリキュラムだから、ダラダラ通いも防止できるんじゃ
③自分で学習を振り返れる
通信教育で不安なのは「きちんと学習効果が出ているのか確認しにくい」こと。プログラミングのように学校のテスト等で確認できないものはなおさらです。
Z会では、学習してきた内容や理解度が確認できる仕組みが用意されています。
それが、月2回の学習回ごとにドリル形式で出題される「Challenge!!」。「作って終わり!」にすることなく、自分自身で学習内容を振り返ります。
あいまいなまま先に進むことを防止して、知識をしっかりと定着させるんじゃ
さらに、アイデアを応募して楽しむ「毎月のミッション」では、お題に沿った作品を他の受講生と共有。毎月開催されるから、いつでも参加可能です。
他の受講生の作品をWebサイトで見ることができ、自由な発想を広げる手助けをしてくれます。
欠点は2つ!Z会プログラミング講座の残念な点は?
通信教育ならではの欠点をうまくサポートできるよう、Z会プログラミング講座では様々な工夫を凝らしています。
しかし保護者の立場からすると、ぬぐい切れない懸念点もあることが本音でしょう。
ここでは、Z会プログラミング講座の残念な点を2つのポイントから解説していきます。受講する際には、ご家庭の状況を考えて検討してみてくださいね。
デメリットの確認も大切じゃよ
①親の手助けが必要な場面も
学習の準備から講座の受講まで、様々な親のサポートが必要な場面が出てくる可能性が。仕事や家事に追われる中で、時間の確保が困難な場合もありますね。
まず、自宅でパソコンを使って学習を進めるのでパソコンのセットアップやアプリのダウンロード等の基本設定が必要です。
また、教室のように「今日はここからここまで進めましょう!」といった誘導がありません。分からない所も先生に聞くことはできないため、お子さんのタイプや年齢によっては親が先生役を務めなければならない場面もあるでしょう。
親が教えるとムキになっちゃいそうだなぁ
時間的な問題については、教室に送迎する場合とよく比較しておこう
②初回にロボット代がかかる(レゴコースのみ)
比較的安価な月学費とはいえ、初回にロボット代がかかるのはネックという方も。初回のみとはいえ教材費だけで27,000~50,000円程度かかるので、決してお安くはないですね。
とはいえ、一度購入したロボットは1年間のカリキュラム修了後も自分のものとして使い続けることができます。
ロボット教室等であれば、たとえロボットがレンタルであってもZ会以上の月謝がかかるところがほとんど。トータルでかかる費用も合わせてよく検討してみてくださいね。
コース | 1年間一括払い+ロボット代 | 年間計 | ÷12ヶ月 |
---|---|---|---|
基礎編 | 51,942円+27,951円 | 79,893円 | 約6,657円 |
標準編 | 59,160円+50,380円 | 109,540円 | 約9,128円 |
Z会プログラミング講座の口コミ・評判
ここからは、実際に受講されている保護者の口コミをご紹介。
人気の講座なだけあって、SNS等での口コミもたくさん見つかります。プログラミングを手軽に学べる感動をそのまま伝えている口コミが多いですが、やはり料金面では引っかかることもあるようです。
ざっくりまとめると以下の通り。
Z会プログラミング講座の申込み&解約方法
通信教育って簡単に申し込めるの?念のため、解約方法も知りたいな
重要事項じゃな。申込みから解約手続きの流れについて解説していこう!
Z会プログラミング講座の申し込みはネットのみ。申し込みが完了した翌月から、さっそく初回のカリキュラムがスタートします。
申し込み後のスケジュールは以下の通りです。
先にも述べた通り、Z会プログラミング講座では「無料体験学習」は行っていません。返金保証等もないので、まずは無料の体験教室で各教材に実際に触れてみることをおすすめします。
レゴ教材を使用したロボット教室はこちら
Scratchが体験できる教室はこちら
- リタリコワンダー
- テックキッズスクール
ちなみに、スクラッチは公式サイトから無料で好きなだけ体験可能です。ちょっと試してみたい!という方はチェックしてみてくださいね。
Z会プログラミング講座の解約方法
解約は、こちらのページからネットで簡単に行うことができます。
認証IDとパスワードを入力し、「利用規約・プライバシーポリシーに同意して申し込む」をクリック。
「変更手続きへ進む」をクリック。
「○ご契約内容を変更する」をチェックし、「契約停止」を選択。簡単なアンケートに回答し、次のページに進みます。
「お手続き内容に同意する」にチェック。「申込を完了する」をクリックし、次のページへ。
教材は買取だから基本的に返金保証はないんじゃ。
だからこそ、事前の体験は必須なんだね
まとめ:Z会プログラミング講座でお手頃に本格学習を!
通信教育という独自の武器でプログラミング教育界に進出するZ会。かかる費用の低さと手厚いサポート体制により、その勢いはとどまるところを知りません。
唯一、返金保証がない点が気がかりです。資料請求をしたのちには、各教材を体験できる教室に足を運んでみることをおすすめします。
教室や通信教育など、様々なプログラミング学習サービスが展開されています。
選択する際に重要なのは、お子さんのタイプに合ったサービスかどうか。そしてご家庭の状況に合っているかという点です。
かかる費用の低さを考えると、Z会が提供しているような通信教育は真っ先に選択肢に上がるでしょう。一つの視点にとらわれることなく、各家庭に合ったサービスを十分に検討してみてくださいね。
月謝をおさえたい家庭には通信教育はぴったりだね!
コースも数種類あるから、まずは無料で資料請求をしてみよう
自宅で学習できるおすすめ教材まとめ
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